全てが変ろうとしている中にあって自分だけがそこに留まり、変わらないとするなら、淘汰されてしまう可能性があるということです。もし、〝変化する〟ということに拒否感や抵抗を抱かれるのであれば、変化は、【適応】とも言い換えることができます。周りの状況に応じて、柔軟に適応していくこと。今がそんな状況なのだと言えます。
さて、
時短を行いながら、ソーシャルディスタンスも確保する・・。一見すると、難しいように思えますが、実は、それほど難しいことではありません。
恐らく、いろんな方法があるはずです。その一つが、機械の導入です。人手の作業を、機械に置き換えることができれば、それだけで、ソーシャルディスタンスは確保できるはずです。なぜなら、その分、人のスペースが減るからです。
且つ、その機械の能力が高ければ十分〝時短〟も期待できます。しかし、機械を導入されるに際しては、ひとつだけ留意点があります。 それは、ゴール設定です。
時短とソーシャルディスタンスを計るために、単なる現状の延長線上で、機械を導入されるなら、恐らく失敗します。 なぜか? といえば、それは対処でしかないからです。
先にも書いたように、人は恒常性を好みます。知らず知らずのうちに元に戻ろうとするのです。禍が一段落すれば、たぶん、また元の状態になるでしょう。そして、また禍が起きて・・・ 同じことの繰り返し。それは、適応とは言えません。
自分の想像力をフル活動して、将来をイメージして状況に備えることが大切です。その上で、明確な〝ゴール〟を設定し、将来にわたって、どう在るべきか? を想い描き、そこに向かって機械という〝手段〟で対応していくということがポイントになるのです。
例えば、機械に対する生産能力などについて言えば、今の生産数がこれだから、機械も同じくらいで! ではなく、少し多めに設定すれば時短につながりやすくなります。
重要なのは、今を基軸に考えるのではなく、将来に渡って生産現場としてどう在るべきか?
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