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現場の機械化を決めた方へ。機械がやって来るその日までに、やっておくべき『3つ』のこと。

機械の導入相談をいただく会社のなかには、機械をオーダーするという経験がほとんどないところもあります。 打ち合わせしたあと、「あとはお任せします」って、丸投げされるところもあります。

時短設計®士 けたろーです。

省力化の本質は、時間をつくることだと思っています。
でも、時間ができたからといって、何かが変わるわけじゃない。

その時間で何を考えるか。
何に気づくか。

このブログは、そのための「余白」のつもりで書いています。

さて、今回の記事は…

目次

機械はこちらで作ります。では、現場は?

ただ、設計や製作が進んでいくなかでいつも気になることがあるんですよね。 

それは、機械ができるまでの時間の使い方について。 

機械側の準備はこちらでできますし、それがボクらの仕事です。 では、受け入れる現場の準備は、誰が・いつ・どうやって進めていくのか? そこのところが…。

完成した機械が、現場に入れなかった日

工場のフロアで、腕を組み不機嫌な表情の現場スタッフと、向き合う作業着姿の男性のイラスト

実は、忘れられない経験があります。

依頼をいただき、打ち合わせを重ね、仕様を決め、数ヶ月かけて機械を完成させて、納入日も決めて…。

そして迎えた納品当日。 据付までの段取りを頭でイメージしながら、意気揚々と、機械を積んで現場に向かったんです。 現地について、担当者の方を呼んでもらって、どのあたりに置くのか確認したところ、驚愕の返答が…。

こんな機械ができるなんて聞いていません。
それに、今日入ってくることも聞いていません。

彼とは初対面だったのですが、ものすごく不機嫌で、怒ったような口調で言われました。 

持ってきた機械をそのまま持って帰るわけにはいかず、とりあえず置くだけ置いて、出戻るしかありませんでした。

状況を確認していくと、どうやら、打ち合わせをしていたのは管理部門と上層部で、機械的な仕様を決めたのも彼ら。

ボクはてっきり、現場の意見を汲み上げられ、まとめられて、こちらに届いているものだと思っていたのだけど、実際には違ったようです。 なので、実作業への使い勝手の面はもちろんのこと、現状やってることの内容や課題なども、現場との食い違いが多数。

加えて、現場のスタッフは機械化の話を一切聞かされていないという状況で、自分たちの意見が反映されているわけがない。

ものすごく気まづかったのを覚えています。 

直取引の場合、現場の作業スタッフも一緒に話をする、あるいは、打ち合わせの段階で実際に現場を見せてもらって、作業スタッフから話を聞くということをするのだけど…。 直のお客さんではなかったので、信じるしかなかったというのもありました。

それにしても、現場に対しては、いつ、どんな機械が入ってくるのか? という情報くらいは最低限伝えておくべきだと思うし、それがマナーじゃないのか? って、すごく思いましたよ。

製作期間中に決めておくべき3つのこと

会議室で機械の図面を広げながら、スーツ姿の管理職と作業着姿の現場スタッフが一緒に話し合っているイラスト

打ち合わせの段階で方向性が決まります。 大事なのは、その内容を製作期間中に自分たちの現場へ落とし込んでおくことです。 

① 担当者を決め、現場に伝える

管理部門や上層部だけで仕様を決めても、実際に機械の前に立つのは現場のスタッフです。 

なので、機械の導入を決めたら、社内ではまっさきに、その担当を決めるのが肝心です。 担当を主体にして、現状の課題をまとめていくということです。 大切なのは、「この機械が来る理由」「どう使うか」を、使う人に製作期間中に伝えておくことだ。

② 現場の作業動線を吟味する

機械が完成して、納められた状況を思い描きながら、材料の搬入経路、完成品の置き場、作業者の移動ルートをある程度想定していくことも大事です。 細かいことは、実際に使ってみないとわからないことも多いとおもうんだけど、ある程度、導線をイメージしておくことで、レイアウトへのプランが立てやすくなります。

また、機械に対して前後の工程があるのであれば、そこも見直しておくということも大切です。

③ 打ち合わせの内容を現場と共有する

打ち合わせした内容を関連する現場のスタッフと共有しておくということも重要です。 大事なのは、自分の部署だけではなく、『関連する部署』のスタッフ全員に伝えるということ。 特に、打ち合わせで課題がでたのであれば、関係者全員で対応するということが大きなポイントになります。

打ち合わせで決めた内容を、実際に動く人たちへ伝え、理解してもらう作業は、ボクら製作側にはできないんです。

「誰に・何を・どう伝えるか」を、機械が完成するまでに整えて、共有しておくこと。 それが、納品日をそのまま稼働開始日にするための秘訣です。

機械と現場が揃ったとき、機械化・省力化は動き出す

製作期間は、待ちの時間ではなく、現場を整える時間なんです。

機械が完成したとき、現場の状態も同時に完成している——そのタイミングを目指すのが、時短設計®の考え方の根本にあります。 

どんなに精度の高い機械を作っても、使う人が知らなければ動かない。 それを整える視点を持つことが大切だし、製作者側からのお願いです。



ここまで読んでくれてありがとうございます!

🤝 判断に迷っていること、整理してみませんか?

「機械を入れる前に、話せる相手がいない」
「誰かに聞いてほしいけれど、どこに相談すればいいか」

そんな段階でも、話を聴かせてください。 答えを出すのではなく、一緒に考えます。

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※ 無理な営業はしません。

読んでみて、気になったことがあれば。

機械の話でも、現場の悩みでも、「こういうことって相談できますか?」くらいの温度感で大丈夫です。

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『時短設計Ⓡ研究所』は、
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台車に乗せた機械を工場に運び込もうとする作業員と、腕を組んで驚いた表情で立ちはだかる現場スタッフのイラスト

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Written by

けたろー。のアバター けたろー。 時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 生産現場の【不】を解消するものづくりやってます! あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^) 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。

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