その方法としては、扉・カバーや柵などといったハード式を採るか? エリアセンサーのような非接触型の光学式を採用するか? もしくは、その両方を用いるか? のいずれかです。
また、大事なポイントは〝如何に作業者の安全を守るか?〟ということであり、どんな方法を採択するにせよ〝作業者の安全を【確実に】守る〟ということを第一優先に考えるべきです。なので、それぞれのメリットとデメリットを知った上で選びたいですよね。ちょっと、紹介しておくとこんな感じです。
まず、扉や柵などといったハード的な方法を採用する場合のメリットを挙げます。
この方法では、比較的リーズナブルに仕上げることができるということが言えます。また、一番のポイントは、危険個所を物理的に囲うため、〝視覚的〟にわかりやすくしやすいということです。危険個所を特定し、はっきり明示させたい場合には最適な方法だといえます。
デメリットは、大きさやスペースの問題が生じやすいことです。設置具合によっては、指や、腕、顔などといった身体の部位の侵入を許してしまい、事故を誘発してしまう可能性があります。
なお、この点に関して付け加えると、人の習性として、流れを手で追うことや危険時にとっさに引くことを挙げておきます。