〝プロダクティビティ〟というコトバ、ご存知ですか?
プロダクティビティとは、
生産性、生産力、多産(性)
出典)weblio
と言う意味です。製造業で言えば、まさに、生産性や生産効率をあげることこそが生産活動を行っていく上での重要事項となっています。
ボクが提唱している〝時短設計®〟についても、根本的にはプロダクティビティを良くしていくことでもあります。
でも…
本当に考えるべきことは、プロダクティビティそのものではなく〝その次〟のことです。
プロダクティビティをあげることに躍起になった多くの会社では、それが実現できた暁には更なるプロダクティビティを求めます。まさに、『もっと! もっと!』と言う状態です。効率を産んで、折角できた時間も、また別の労働に置き換わってしまうのです。
例えば、8時間かかっていたある仕事が、プロダクティビティを高めたお陰で6時間でできるようになったとします。その浮いた2時間は概ね、別の仕事に補填されます。 (T□T)
これでは本末転倒だと思えるのです。
せっかくの時間を何に対して振り向けるか? それこそが重要なポイントになります。
時短設計®では、その浮いた時間を文化的な時間に費やすことを提唱しています。
文化的な時間とは、例えば、映画や美術館、博物館にいくとか、家族との時間を増やすとか、自分の健康、もしくは学びのための時間に使うとか、そういったことです。
それによって、更なるプロダクティビティが生まれていくのだと信じています。