長いコンベアに一列になって作業されている様をみていると、〝ソーシャルディススタンス〟が守られているとは全く言い難いものがあります。(´Д`ι)アセアセ
飛沫感染のリスクを考えると2mの間隔を! と言われているみたいですが、作業場で2mの間隔なんて、とてもじゃないけど無理ですよね。 それに、受託のような仕事では受ける仕事が多岐になり、機械化をするのも難しいみたいなのでしょうけど・・。
それにしても、もう少し考え様があるのかなと思ったりします。生産現場と言えど、作業中での感染のリスクはゼロではないですよね。 とはいうものの・・
そういう考え方も根強くあり、ある種の作業によっては的を得ている場合もあります。でも、〝密〟を避けるというこの禍の中で、人海戦術という考え方が〝是〟であるか? と言えば、『?』と思ってしまうのは、ボクだけではないはずです。
この禍が起こったことで今までになかった価値観が生まれ、今までとは違った考え方や対応が迫られているのだと思います。だからこそ生産現場に対しても、視点を変えてみてみるということが必要なのではないでしょうか?
そのひとつが、作業してくれているスタッフのお陰で自分たちの給与や会社が成り立っているというの視点です。
その視点で考えれば、働きやすく、安心・安全な作業環境を提供・維持するのが経営者側の責務であり、また、社員のみならず、パート・アルバイトを含め、そこで働いてくれている全てのスタッフさんの健康や労働環境をケアするのが、運営する側の使命であるとも言えます。
とするなら、おのずと、〝生産現場としてどうしていくべきか?〟の方向性が見えてくるはずです。
もう少し加えると、生産現場では、概ね、〝過去から〟の考え方を踏襲される場合が多いような気がしています。それは先代の時分からなのかもしれないし、もしくは、過去の成功体験のような経験がそうさせているのかもしれません。
基本的に、人は〝恒常性〟を持つ生き物だと言われています。恒常性とは、つまり、『同じ状態を好む』ということ。これは〝変化を嫌う〟とも言えます。
確かに、変化することへのリスクを考えれば、自己防衛的に恒常性を発動して、今までと同じ状態を維持していくことの方が安全で楽なのかもしれません。でも、この禍においては、逆に、それが一番危険なのです。 どういうことか? というと、